食品業界に棲む日々

「食品業界のつながりをデザインする」というミッションで食品業界向けのサービスを展開している株式会社リンクアンドシェアの代表の中間秀悟です。

スーパーのバイヤーの本音聞いてきました!

今、私達が力を入れているサービス「14MARKET」

元々は一生懸命作った商品がなかなか売り場に並ばないという

メーカー様の声を聞いて始まったサービス。

 

メーカーさんの声も数十社お聞きすると同時に

10人のバイヤーのところに行って

「本当は何に困っているのか?」

「どんなメーカーさんの商品を並べたいか?」

などを色々根掘り葉掘り聞いてきました。

 

メーカーさんのマーケティングの参考になる話もあると思うので

ここに書いておきたいと思います。

 

敵を知り己を知れば100戦危うからず!です。

(敵ではないけど!味方だけど!!)

 

バイヤーは実はこんなことを思っていた! 

・実は売り場には持て余しているスペースがどこかにある。

・持て余しているスペースを埋めるために何か商品を並べないといけないが

 在庫になるのは嫌なので賞味期限が長いものをとりあえず並べている。

 オリーブオイルとか。。。

・本当はこんなに沢山の種類の商品を置きたくはないが、棚を空ける訳に

 いかないのでしょうがなく並べている。

企画を考える人がいないので「次どうする?」という会話になることがある。

・新規の商品を並べて売れないと棚あたりの売上が下がるので怖くて置けない。

・何か商品を並べる理由が欲しい。本に載ったとかTVで放送されたとか。。。

・ハッキリ言って自分の想いだけで開発したニーズのない商品が多すぎると思う。

・物産をならべると売り場が茶色くなって地味になる。。。

・リスクがないなら商品を並べてテストするのは全然OK!!

・売り場が停滞して活気がなくなるのはイヤ

・美味しいのは分かるけど食べないと分からないのであればマネキン入れて欲しい

 これはほとんどのバイヤーが言ってました!

・売り場に立って販売してくれるメーカーさんはとても助かる。

・せめてPOPくらいは作って欲しい

 上の2つもほとんどのバイヤーが言ってました!

・問屋を通して買っていると同じような商品が提案されるので

 結局他のスーパーと同じになって差別化できなくなる。

 

こんな事をバイヤーさんが言っていました。

 

裏を返せば。。。

 

ニーズがある商品を作って、

華やかなパッケージにして、

しっかりPOPを作って、

初期は返品OKの条件にして、

マネキンをたまに入れれば

実は持て余しているスペースに商品を並べてくれる!!

ということなんだなあ、

結構当たり前のことをちゃんとやればいいんだなあ

と思いながら聞いていました。

 

少しの努力で誰でも出来ることだと思うので

是非チャレンジしてもらえたらと思います!

 

素晴らしいデザインをするデザイナーや

POP制作のやり方、マネキンの手配の仕方などご相談頂ければ

お伝えできることもあると思うのでご連絡ください。

 

crowdfood.jp